明確な答えはない 
そんな解を解いたって自己満足でしかない
温くなったコーヒーを飲む気にはなれなかった
メロドラマに浸って 涙流したって 
次に進めるほど僕は単純じゃない
君がいつまでも僕の記憶にいるせいで
嫌いなものを選択する毎日だ

あの日雨に濡れた君に
差し出せなかった傘
今では差し出す相手もいないのに 
いつも鞄にいれてること
君は知る筈もないんだよな

忘れようとしても無駄なんだって
それでも忘れなきゃって思う度
色濃くよぎる君の笑顔
時間の戻し方を知らない
君がいない明日を望んだって
あの日以上の憧憬を望む度
焦燥が僕を掴んで離さない
全てを放り出して一人
君の温もりを求めに行こうかー

完璧な答えはない
そんな解が解けたってどうしようもなくて
もう冷えきったコーヒーを飲む気にはなれなかった
感傷に殴って 傷を増やして
それで終われるくらいバカでいたい
でもやっぱり忘れたくない記憶があって
好きなものを放り投げる日々だ

雨に全て溶かせたら
透明になった恋心さえも
もう探したり求めなくていいのかな
僕は傘をさせなくなったよ
こんなことも君は知る筈ないよな

忘れようとしても無駄なんだって
今でも忘れられる気がしなくて
色濃く残る君の涙
時計の進め方を知らない
君がいない雨に傘をさしたって
二人で狭い空間も広く感じて
後悔が裾にしがみついてくる
明日を願わず雨に一人
君の温もりを放ってしまおうかー

もういいよ もういいよ 忘れたいよ
僕だって 君だって 知らないんだ
冷えきった心を温める方法を

忘れようとしても無駄なんだって
それでも忘れなきゃって思う度
色濃くよぎる君の笑顔
時間の戻し方を知らない

戻せない

君がいない明日を望んだって
あの日以上の憧憬を望む度
焦燥が僕を掴んで離さない
全てを放り出して一人
君の温もりを求めに行こうか

昨日に閉じこもってしまえば君に会えるかなー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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過去に縋る

前になんて進めなくていい__

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投稿日:2020/05/08 18:11:52

文字数:820文字

カテゴリ:歌詞

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