[Verse 1]
元気だったかい?
半透明の茶色い液体
灰色の石を伝って
光を反射する
アルコールの匂いが鼻を刺す
「ここは寒すぎるな相棒」
君が好きだった酒を持ってきた
どうせ飲めないだろうけど
なぁこの声も聞こえないんだろうけど
二度と会えないなんて、そんなもんじゃなくて
でももう会えるはずがなくて、それだけの話で
これが声になるなら、どれだけいいかって
ただ僕の拍動は続く、ほら朝がやってくる
全てがいつも通り回るから
君は言葉にしかならないのに
僕には少し
文字が足りないや
愛してるよ、ダーリン
まだ今日も、そして明日も
こんな陳腐な響きじゃさ
乗せきれない情を
でも愛してるよダーリン
まだ今日も、そして明日も
今日はただそれを言いに来た
心配になったんだ
君に、ちゃんと
過不足なく伝えられていたのか
でもさ、どうせ
この声はもう聞こえないんだよな
[Verse 2]
朝の光は寒々しい
あの空は遠い
誰の呼吸も白に溶ける
視界を切り取る
あぁ
もう世界に僕しかいないみたいだ
本当は君もいれば良かった
でもこの話はやめにしよう
きっと終わりが見えないから
もう一度会いたいと、それだけを望むほど
喉が鳴る、君に飢えている、耐えきれそうになく
致命傷を負って、矛先を失って
抱えた衝動が漸(ようや)く、綺麗になってもやっぱり
全てがいつも通り回るから
君を言葉にしたところで…。
僕は少し
疲れてしまったみたいで
愛してるよ、ダーリン
まだ今日も、そして明日も
わざとらしく嗤ってみて
でも声が震える
ただ愛してるよダーリン
まだ今日も、そして明日も
相応わしい声の出し方は
疾うに忘れていたの
僕は、君の
何に触れて生きていたのだろうか
でもさ、もうね
確かめようがどこにも見当たらない
[Verse 3]
僕が違った歩幅で
足音を刻んでいれば
今からでも振り向いて
そこに違う景色を見れば
正しい形がここに残ったの?
罅(ひび)一つない涙を流せたの?
実際のところは
僕は今尚
既に去った君の
見送り方の
その正解を探している
愛してるよ、ダーリン
まだ今日は。数歩先でさ
君が霞んでいたら、ねぇ
僕の行き場はないね
でも愛してるよダーリン
望むなら、君の隣で
今日はただそれを言いに来た
心配になったけど
君に、ちゃんと
過不足なく伝わっているはずないよ
これは、ずっと
膨らみを続けてしまうものだから
ここにいよう。
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