【北斗七星とおとぎ話】

夜空に高く高く輝いていた 北斗七星
どんなことも解決できたら 
みんなのヒーローになれるのに

夢の中で目を覚ました自分の姿は
可愛い衣装を身にまとって 
頭には『きれいな髪飾り』
そして気付けば引かれていた 
この手の先を見ると
王子様を待つ乙女な白雪姫が微笑む

「Alice!」

「いいことあるんだ」って 
ながぐつをはいたネコだって
「こうなりたい!」と目を輝かせて夢を語った

夜空に届くように願っていた 北斗七星
ほしのぎんかを降らせてあげる! 
夢のような奇跡を
シンデレラも アヒルの子だって 
誰かの言葉で
みんな大きくはじめの1歩踏み出し 
仲間になったんだ


教室の隅 彼は酷く小さく見えて
怯えて隠れる子ヤギのように 
関わることを拒否していたんだ
だけど気付けば引いていた 
きたかぜくらい冷たいその手の
先にたいようのように暖かい笑顔 向けたの

「さぁ!」

「しかたないよ」だなんて 
「こうするしかなかった」なんて
道が歪んだ気がして 
誰の顔も見れなかった

夜空の遠く遠く誓ったんだ 北斗七星
マッチの灯火 消すように 
悪夢(ゆめ)みたいな悲劇を
ヘンゼルとグレーテルも 
朱い髪のジャックだって
みんなあの日の秘密は 
何があっても隠すって決めたでしょ?


…天井(そら)を仰ぐ…。


私(僕は)

奈落(よぞら)のずっと底へと落ちていく 北斗七星
さよなら 優しいオオカミさん 
(さよなら 愚かな少女 アリス)
夢じゃない物語
現実でも 空想でも 
過去に起きたことが
どんなことでもやり直せたら 
みんなのヒーローになって
手を掴めたのかな

『きれいな髪飾り』はほどけて、私は目を閉じ…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

北斗七星とおとぎ話 歌詞

北斗七星とおとぎ話の歌詞です。('ω')ノ

閲覧数:11

投稿日:2025/12/01 21:19:28

文字数:736文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました