今日と云う日が
後三時間で終わる
僕は部屋で机に向かい
明日15歳になる君へ
ペンをもち手紙を書く

「ハッピーバースデイ」
今日で何回言われただろう
何回言われたとしても
君の言葉にはかなわない
そのたった一言で
モノクロの世界が
色で埋め尽くされる
そんな感じがする

なんて書こうか
かれこれ30分考えても
たったの一行の文しか
思い浮かばないんだよ
この言葉全てが
君へ届きますように

鳥の囀りが聞こえる
車の走る音も聞こえる
今は何時なんだっけ?
登校まで後一時間
結局日付を跨いでる

「ハッピーバースデイ」
君は今日何回も言われるだろう
そのたび笑顔で応えるのだろう
僕も今日言うのだろう
君は頬を赤く染めながら
世界の祝福を聴くように
180度景色が変わったかのような
そんな顔してくれたら良いな

必死に考えて
拙い言葉を並べた僕の手紙
君は受け取ってくれるのかな
走って一番に教室に行って
君の机に手紙を入れて
何食わぬ顔で放課後話しかける
素直になれない僕を君は笑うかもね

机の中の手紙を見て
泣いてしまった君
こっちを向いて笑ってる
「遅過ぎ」って怒って
「大好き」って笑って
「ありがとう」って
泣いている君に
改めて恋をした15の朝

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

15歳

五作目です

僕もありました。
机の中に手紙が!
後ろのイケメンさんと間違えられただけでしたけどね(゜∀゜)
その時は泣きました(笑)

気に入ったらメッセージくださいです。

閲覧数:156

投稿日:2013/04/28 22:45:59

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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