雑に世界を洗う雨の音 流されるのは人の波
僕はまた少しだけ大人になる 言うまでもないけど 悪い意味で
日夜溜まってくのは負けばかりだ 覆る日は来るのかな
青い髪の少女はテレビの中 魔女に姿を変えたけど
なかなか上手くはいかないけれど それでもいつかは
「また明日ね」って笑うような そんな日々が待っているのかな
最低な自分を変えられるくらいの魔法を 僕に
晴天、雨上がりの三日月が 眠たそうにそっと微笑んで
僕はまた少しだけ子供になる そんな日々も嫌いじゃない
涙と笑顔は差し引きゼロと 信じていいのかな
「いつかまたね」って手を振った 坂道に立った君の顔
逆光に霞んで遠くなる姿に 見惚れてた
「また明日ね」って笑うような そんな日々はきっと訪れて
最低な自分を変えられるくらいの魔法を 僕に
僕たちに
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