「へい、らっしゃい!!おっ、ルカちゃんじゃないかい」

「こんにちは♪」

「相変わらず今日も綺麗だねぇ」

「あらあら、お上手ですこと♪う~ん…今日は何を買おうかしら…」

私は今食材の買い出しで八百屋さんに来ている

決して仕事場から近いとは言えない商店街

でも八百屋さん、お肉屋さん、お魚屋さんに酒屋さん、お洒落な食器屋さんまであるからお店に必要な物は何でも揃う

それに皆良い人ばかりだからいつも立ち話が長くなっちゃう

「そういえばトマトがなくなりそうだったわ…おじさん、トマトを5個お願いします」

「あいよ!!トマトトマト…」

「え~と、あとは…あっ…」

沢山の野菜が並んでいる中で私の目についた物

「…」

何となく手に取ってみる

「ハイ!!お待たせ…ん?ナスも欲しいのかい?」

「い、いや…別に買うわけじゃ…」

私の持っているのはナスの袋

お店のメニューにナスを使った料理は無いし、買う必要もないんだけど…

「ルカちゃーん!!お魚買ってきたよー♪あれれ?今日はナス?やったー!!久しぶりのナス-♪」
お魚の調達を頼んでいたたこルカは私の手にあるナスを見て夕飯がナス料理だと勘違いしたみたい

「ほら、たこルカちゃんも食べたいってさ!!安くするからさ!!」

「…じゃあ…これ下さいな」

「ハイよ!!毎度あり!!」

結局買っちゃった

でも久しぶりだし…良いかな

「ハイ、トマトとナスだよ!!そういえばちょっと前までよくナス買ってたけど最近は全然だったね?どうしたの?」

「…お店のメニューを変えたらナスがいらなくなっちゃって。ありがとうございます。また来ますね」

「もう行くのかい?いつもありがとうね!!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

~Bar L&M~ルカの場合(1)

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投稿日:2010/02/08 17:14:18

文字数:728文字

カテゴリ:小説

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