夜が始まり 二人は終わる
さよならさえも 言わせてくれない
ゆらゆら揺れる 部屋の明かりが
楽しげな二人の幻想を歌う

どうでもいい人だ 第一印象で
決めつけて愛想よくしてた
困り顔だとか笑顔だとかが
偉そうに心に入り込んで

君がいないと 胸がざわつく
君を見つけたら安らいでく
近くで見つめて あたしだけを
震える声で名前を呼んだ

恋が実って愛が咲いた
確かにあの頃は存在していて
握りしめたこの手が解かれるなんて
夢にも思わなかったよ ねぇそうでしょ

「帰り遅くなる」たったそれだけの
メッセージ見るたび苦しくて
行き場を失う怒りに溜息
すれ違いなんて知らなかった

夜が明けて 二人だけが
ポツリと取り残され 傷つけ合って
どちらがツライとかそんなのいい
馬鹿みたいに笑っていたいだけなのに

空気が重いって言葉の意味が
分かったような気がして冷汗
目を見れないよ 首が締まっていく
知らない君がそこで泣いている

夜が始まり 二人は終わる
語り合った未来を引き裂いていく
幸せになってね、なんて言わないけど
あたしだけは絶対、君より絶対
幸せになるからね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

息が詰まる

閲覧数:870

投稿日:2021/06/07 12:25:19

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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