勘違いのアンチヒーロー
揺れる真っ直ぐな目に不快感を
二進も三進もいかない
踊る暗澹の夢に不可思議を

吸って吐いて深呼吸も
意味のないくらい暗い辛い現実に
立ち向かって響かない
とはいえ背後にも君はいない
 
それは悍ましくて
鬱陶しくて
恋しい悪戯な言葉
君が来ないなら
僕の方から
傷付ける
dancing baloney

愛を歌っているんだと
何も貰っていないんだと
嘆き回り
咽いだクセに
また会いたいなんて言うんだろ
冴えない夜更けを乞うんだろ
バラバラに解けたまま
“それ”を待っている


タップダンス演じるがままに
掻っ攫ういたいけなストーリー
あっちもこっちもしがない
だから君に燃えても仕方ない

1・2・3で始まるメロディー
メモリーゼロになるまでがセオリー
あっけらかんとしていたい
君の虜だなんて知られたくない
 
それは苦しくて
妬ましくて
醜い従属の証
傍にいなくても
盗られぬように
刻むだけ
乱心 不乱心

もっと嫌って喚いてよ
甘いだけの歌吐いてよ
馬鹿らしくて
Noも出ないか
吸って吸われてく乱気も
愛に愛された賛美を
カラカラの喉元で
“それ”は這っている


もしも君なら
僕をどうしたい
触れてくれるなら
臓でも吐くよ

そっと終わっていく暗示を
何も気がつけなかったよ
物語はいつも静かに閉じる

何処に行ったの
やめてしまうの
叫ぶ声の宛先も消えてしまって
僕のせいだ僕のせいだ
僕のせいだ僕の成果
なんて戯言も煙に紛れていく

また次探そうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ダンシング・バロニー 歌詞

ボカロオリジナル曲、『ダンシング・バロニー』の歌詞です。

閲覧数:272

投稿日:2020/02/28 12:25:38

文字数:649文字

カテゴリ:歌詞

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