世界が息を潜め 今やっと君の声が聞こえる
二人の渚に満ちた熱が 恋に溶けてく

打ち寄せて返して光る
打ち寄せて返して光る


ステップを踏み駆けてく ひと夏のメロウ
日毎君を知り 寝れぬ夜をつくった
素直になれないならこじれるだけさ
防波堤に跳ねる二人のためらい

不意の暗礁 擦れる感傷 街の反照
遠く
雑音を包(くる)む蜃気楼

世界が息を潜め 今やっと君の声が聞こえる
二人の渚に満ちた熱が 恋に溶けてく
離す手を手繰り 話す言葉さえうまく焼き付かない それほどに
熱い波は強く……

打ち寄せて返して光る
打ち寄せて返して光る


さざなみを蹴り遊び 膝まで濡らす
ひやり 気化熱に思い違う期待
触れるか触れないかの距離で燃えた 睫毛をくすぐる静かなまなざし

たわむれの時は過ぎて 二人沖へ流れるまま
グロウ・インザメロウ
秘密の鍵 海に投げて錆びてしまえ


世界が息を潜め 今やっと君の声が聞こえる
二人の渚に満ちた熱が 恋に溶けてく
触れて 心に溢れて ためらいの堰を迸り抜けた恋飛沫
熱い波を抱いて……

打ち寄せて返して揺れる
打ち寄せて返して揺れる
打ち寄せて返して光る 夏の瀬に溺れよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

グロウ・インザメロウ【♪】

ネスティさんの募集に宛てて。採用いただきました!
https://piapro.jp/t/icz9

niconico→ https://www.nicovideo.jp/watch/sm37246130
Youtube→ https://www.youtube.com/watch?v=W3iES3pyGYY


恋心の揺れ、起伏、起こりを波に例えて歌いました。恋の暑さを夏の暑さと思い込ませ、たわむれがいつしか本気になる、加速するばかりの心。そんなイメージで。

閲覧数:3,496

投稿日:2020/07/26 08:56:50

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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