秋風月は過ぎ
薄翅蜉蝣も泣く

転寝の相間に
蘇る記憶の灯

人は悲しみを枕に
眠りに就くそれがセオリー

果てしなく続くこの道もやがて
終わる時がくるの?
その先は無に等しい快楽
熱い夏の蜃気楼

灼熱の八月
身の程知らずの宴

蝉の鳴は儚き
この世を憂う調べ

色どり月に冷めてゆく
今となればただのレガシー

果てしなく続くこの道もやがて
終わる時がくるの?
見え隠れする真実と虚像
甘い夏の通り雨

果てしなく続くこの道もやがて
終わる時がくるの?

風は彩り増しては
終焉へと誘う騙し絵

あとはただその時を待つ抜け殻
暮れる夏の天気雨

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

晩夏

閲覧数:215

投稿日:2015/01/06 00:26:41

文字数:273文字

カテゴリ:歌詞

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