ボカロ曲を作ったり。 ミクさんは今日もスタジオに来てくれません。 はぁ、歌ものバンドやりたいなあ。
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秋風月は過ぎ
薄翅蜉蝣も泣く
転寝の相間に
蘇る記憶の灯
人は悲しみを枕に
眠りに就くそれがセオリー
果てしなく続くこの道もやがて
終わる時がくるの?
その先は無に等しい快楽
熱い夏の蜃気楼...晩夏
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Sentimental Summer Romance
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明け方の国道 長距離をゆくバスをひとつ見送ったら
まだ薄暗い街 今年最高の猛暑予報確信した
遠くの街へ行く君はただ黙って
時が流れるにまかせた
太陽に焦がれた季節 焼けついたアスファルト浮かぶカゲロウ
あの夏の約束今も 信じてる変わらないまま
儚くも僕らが過ごした時はきっと ずっと輝くだろう
記憶は...Sentimental Summer Romance
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半世紀前のロックスター
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ボクたちがこの世に生を受けるずっと前
偉大なるロックスターがいたという
派手な衣装身にまとい かき鳴らすエレキギター
女史たちはうっとりしたという
ホントはとても臆病者で
自己嫌悪ばかりだったらしい
あしたへ届けと叫んだ旋律
人々の心 魅了したんだ
今は現代(いま)の未来が必ず何処かにあるはず
探し...半世紀前のロックスター
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残像
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形のないもの 記憶にだけ残る
悲しかった別れと 偶然の出会いと
人は新しい日を迎える度に大事な
生命の欠片を捨て 時にたゆとう
春の足音は そっと森を揺らして
木洩れ日に映し出す 後悔の残像
繰り返す過ちと心に残る痛みと
いつの日か叶うなら風に飛ばそう
ありふれた日々の戻れない現実
吹く風の行方に想...残像
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流星コースター
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空高く昇ってゆく 星屑は誘導灯
遠くの街が斜めに傾いていた
暮れてゆく東の空に瞬く金星がきれいで
ウラハラな態度も見透かされてる そんな気がした
言葉にしたなら嘘になるこの想いは
どうしたらうまく伝えられる?
急降下声が響く 縺れ合った日常は
ずっと後ろの方まで置き去りにした
鳥のように飛んでゆく ...流星コースター
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樹海の森
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深い森のその場所で 静かに宿る生命は
長い長い時を経て 可憐に花咲かすでしょう
ちっぽけな痛み この胸を切り裂く
真昼の夢 真夜中の太陽のように静かに
★揺れる揺れる心は 行き場を失くしたまま
彷徨い続けるけど ごまかせない衝動
ひとひらの花びらにも 深く放つ色がある
たおやかにそして...樹海の森
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いいわけ
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吹き抜ける 夏の風に乗り
鳥たちは 南へと向かう
君はただ ゆくえ追いながら
言い訳を考える
何も言わなくてもいいのに
君が話す言葉たちが
二人の隙間をすり抜けて
風に舞うだけ
波はただ あの日とおんなじ
打ち寄せて 泡と消えてゆく...いいわけ
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歌うように風の音響いて
遠くへ雨雲は駆けるように去った
嗚呼、遥か古代の罪を償うために
人々は現在の時代も星に願うのだろう
幾億の時をめぐり育まれた儚い糸
満ち欠けの度に揺れる波が削る生命の破片
争いは絶えず繰り返され
その都度悔やんでは明日を見失って
ただかけがえのない大切な人を思う
その目には見...十六夜 - Izayoi -
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十六夜 - Izayoi -
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さよならメロディ
流れだすホームでそっと手を振る君
都会の地下はめくるめくファンタジー
迷い込んだ迷路
昔読んだ小説に出てきた
もうひとつの世界への入口
揺れるゆれる心も揺れる浪漫紀行
闇を抜けて何処までも行く旅をする
赤坂見附 日本橋 茅場町 湯島 根津 浅草
ひっそりとどこか寂しそうな駅を越えて...東京メトロ