おみずをあげすぎて
だめにしたわたしの花は
腐れたすがたのままで
今なおそこに在るよ
食べてしまえばいいよ
捨てきれないなら
問うは煙色の夜に
星さえもわたしを見ない
ひからびたたましいを
おわらせてしまえば
分かっていたんだよ
あなたにみずをあげるたび
溺れていることに
気づいてもいたよ
食べちゃえばよかった
死なすくらいなら
問うは煙色の夜に
月さえも誰もいない
ひからびたわたしなら
どこへ行けばいい?
やめられなかったの
愛し方まちがえたね。
とめられなかったの
この腕をのばすこと。
問うは煙色の夜に
くもらすは己がまなこ
ひからびはてるまで
あなたにあげた
問うは煙色の夜に
消えたのはあなたのかげ
腐らせたあなたの身
食んでどこへ行こう。
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