さぁ、今夜は特別な
主役を決める為のパレード
参加券はみんな貰ってる筈だから

脇役が似合うと言われたって
それは僕が決めるから
選ばれたいよそりゃあ勿論さって
全力で駆け出した

敵が居ない筈無いし、
重い枷は必要なの？
その他諸々の荷物が邪魔だな
生きて逝けないわ分別に時間を賭けないで
恥と恐怖だけ燃えるゴミへ
あとは全てを掲げ走って行こうぜ

主役決定戦
地位も涙も全部が武器だ
磨いて、汚して繰り返して僕らは異彩を放つ
輝けなかった
それら全てがきっと盾だ
物語はグーとパーで決まるものじゃない
僕だけに見える景色を教えるよ

中途半端に伝わる価値観に
少しずつ居場所を奪われて
入りきらない分僕の内側を
削っていく事が悔しかった

なんにも残せないままで
次のページを捲れば
居なくなるなんて
そんな、絶対嫌だって
僕は駆け出した

誰も知らないこの章を
僕の角度から見える今日を
引き連れて進むのさ同じじゃつまらない
基準を探しウロウロ隠す準備をしないで
抱え込んだまま出し切れていない
全てを掲げ走って行こうぜ

主役決定戦
地位も涙も全部が武器だ
磨いて、汚して繰り返して僕らは異彩を放つ
輝けなかった
それら全てがきっと盾だ
物語はグーとパーで決まるものじゃない
僕だけに見える景色を教えるよ

飛び越えろ終着点
残せたものをひとつずつ
数えて、測って繰り返したけれど解けないまま
書けなくていいさ
それら全てがきっと僕だ
物語はグーとパーで終わらないのだから
全てを掲げ走って行こうぜ

僕だけに見える景色を教えるよ