白と黒の教室で 今日も一人
椅子に座ってペンを 取り出したなら

そっと振りかぶって 黒板に叩きつけた

正方形に囲まれ することも無いし
ルーズリーフの紙を 少しちぎったら

小さくまるめて 黙って飲み干した

残りわずかなインクのボールペンで
浮かんでくる想いを 書き殴ったんだ
ただ闇雲にがむしゃらに淡々と
早くこの世界から消えたいと願うから

目を見開いて何度眺めても変わらない
白い机と黒い椅子と 真っ白な壁紙
下をうつむいてそっと見上げたら
真っ黒な黒板の上 白いチョークが躍る

「何か学ぶものはありましたか?」と

もしも 未来永劫このまま
なんの変化も生まれないのなら
沈黙に耐えきれなくなって
狂乱の坩堝に嵌まるでしょうか

けれど 起きてることの全てを
理解する潔さが生み出され
怨めしい怒りが吐き出せたなら
この空間から解放されるでしょうか

答えを探して 今日も一人で
貧乏揺すりしながら 痛む頭を抱え

相変わらずの無機質さに 嘆いてました

四面体のなかで ひとりぼっち
消しゴムを取り出して 床に投げたら

跳ねて飛び回りケラケラ 笑い始めた

「なぜ楽しまないのですか?」
消しゴムさんは言いました
「変わりたいと思うのですか?」
ボールペンさんは問いました

「逃げようとしてるのですか?」
黒板さんに低い声で言われ
「きっかけは君自身が創ればいい」
頭の上で急に声がしたなら

小さな白い妖精が 微笑んでいました

そうか 未来永劫このまま
なんの変化も生まなくしようとして
塞ぎ混んで黙っているから
ずっと閉鎖して扉は開かないんだ

だから 起きてることの全てを
理解する潔さを生み出して
怨めしい怒りを吐き出せばいい
刺激の無い空間から逃げ出すよ

最後に僕は白い机に
「サヨナラ」と書いたんだ

すると小さな小さな声で
「ガンバレ」と言ってくれた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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不可思議白黒教室(仮)

自問自答は飾りだらけ、わたしはだれ?ここはどこ?

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投稿日:2011/10/13 00:00:12

文字数:796文字

カテゴリ:歌詞

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