先日クライアントとの打ち合わせを終えて夜道を歩いていた。
結果は悪くなかった。投稿の反応も少しずつ伸び、ブランドの認知も着実に広がっているという報告を受けた。
それなのになぜか心の中は静かだった。
帰り道ふと見上げた夜空には、街の明かりに負けじと小さな星が瞬いていた。
「あの星も、誰かが見上げなければ存在に気づかれないんだな。」
そんなことを考えた瞬間、自分が普段向き合っている「認知」という言葉が急に違う意味を持ちはじめた。
SNSやマーケティングでは、多くの人に知ってもらうことが重要だと言われる。
もちろんそれは間違っていない。でも宇宙を思い浮かべると、何億という星が誰にも知られないまま
今日も光を放っている。
それでも星は誰かに見つけてもらうためだけに輝いているわけではない。
その姿を想像すると、人もブランドも少し似ている気がした。
本当に価値のあるものは、まず自分自身が輝き続けること。
その光が遠い時間をかけて、必要な誰かへ届いていく。
認知とは無理に広げるものではなく、積み重ねた時間が少しずつ宇宙へ放たれていく現象なのかもしれない。
あの日の帰り道、夜空を見上げた出来事は小さな出来事だった。
でも、自分の中では仕事との向き合い方を少し変えてくれた夜でもあった。
今日もまた一つ投稿を作り、一つ改善を重ねる。
その行動は夜空に新しい星を置くようなものなのだと思う。
いつか誰かがその光を見つけてくれたら嬉しい。
でも、それ以上に、自分自身がその光を信じ続けられること。
それがマーケティングにも人生にも共通する「認知」の本当の始まりなのかもしれない。
コメント0
関連する動画0
ご意見・ご感想