13+16+13+16
 世間知らずの高枕は
 今日も今日とて生を偸(ぬす)むのです

 お門違いの恋すてふに
 丸い月輪(がちりん)夜を照らしていく

12+15+18
 意味の帳(とばり)を下ろしたら
 先見の明とて喧擾(けんじょう)の亜
 紺青鬼(こんじょうき)は「なんだなんだ」と覗き込む

28+21+28+14
 粉塵羽織った黄燐でさえも 燃えない程の湿り気が
 夢に結露して よく見えなくなっているんだ
 雨傘刺さった人影のように 朧みたいな鐘楼の
 鳴らす音色(おんしょく)は 人の紛(まが)い

13+16
 論理思考で埋め尽くした
 路(みち)の記憶は疾(と)うに失くしていた

20+20+?
 叡智三昧の苦い果実を噛みしめて
 矜持を注(そそ)いだコップを傾けて
 ああ ああ あああああああああああああああああああああああああああ

28+21+28+14
 泥濘(ぬかるみ)になった現実は今や 腐れた縁も届かずに
 藁は千切れきり もう掴めなかった妄想
 数式気取った詠嘆に見える 非行じみてた鐘楼の
 映す憧憬は 過去の自分

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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easy

世間知らずの高枕:厳しい世の中の動向を知らなければ、苦労も少ないので、安心して眠れる。何も知らない人は暢気(のんき)で良いという皮肉

生を偸む:恥をしのんで生をむさぼる。

恋すてふ:恋をしているということ。

月輪:月の異称。

先見の明:事が起こる前にそれを見抜く見識。

喧擾:やかましく騒ぐこと。騒がしいこと。

亜:次位の、準ずる、といった意味を持つ。

紺青鬼:地獄にいて、紺青を塗ったような色をしているといわれる鬼。

朧:ぼんやりとしてはっきりしないさま。

紛い:あやまち。過失。

矜持:自負。プライド。

憧憬:あこがれること。あこがれの気持ち。


なんでもわかれば全てがeasy

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閲覧数:58

投稿日:2011/01/17 20:09:20

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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