a
鏡に移る自分の顔
ひどく気だるげで今にも死にそうで
「死んでしまえばいい」と
虚ろに呟いた
a
道路を歩き轢かれて死んで
そんな妄想をぐるぐる回してる
「死ぬ気も無いくせに」と
とどめを突き刺した
b
「僕らは似てる」と誰かが言った
ああ、それは…誰だったかな
s
知っていたんだ
君が僕を愛していたのを
それでも
知らないフリさ
僕は僕を愛せはしないから
何も気づかないようにしてたんだ
s
知っていたんだ
君も僕を愛していたのを
それでも
知らないフリさ
僕は僕を愛せはしないから
何も気づかないようにしてたんだ
c
愛ばかり募ってく
君らがくれた小さな愛が
僕の心を作ってくれていたんだなぁ…
s
知っていたんだ
僕が僕を愛せないことを
それでも
知らないフリさ
君らはただ愛を与えてくれた
何の見返りも求めないからと
b
「僕らは似てる」と誰かが言った
ああ、それは…そうだといいなぁ
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見るa
誰かの為に生きてるわけじゃないけど
「君が居てよかった」って言われるような
そんな人にはなりたかったな
a
お空で月が光るような当たり前
そんな関係に君となれたらいいと
僕は無邪気に思っていたよ
s
明日しか出来ない事って何?...今の僕には
翁草
a
速度増した鼓動
乾いた唇震わせて
水で流し込んだ
薬の味にはまだ慣れず
b
脳内に充満する黒煙
有害な存在すら憔悴
胃から込み上げるそれを
飲み下し笑え...螺旋異常
翁草
君は君は楽しく笑うけど
僕も僕もつられて笑うけど
すれ違い感じるのはなんで?
ねぇなんで?
今日も今日もおんなじ変わらない
二人隣並んで変わらない
すれ違いしていたのはいつも?
ねぇいつも?
僕の脳に刷り込まれた
君の声も 君の顔も...ねぇなんで?
翁草
西日 容赦なく
団地ゆきのバスは
冷房もきかない
きみの日傘の
手摺に揺れるのを
遠くから見ている
3度目の夏
媚びるゆめのように
笑いかける きみは
生活の顔...団地
いちはる
a
固く結んだ赤い糸
いつの間にか優しく解かれていた糸
それでも謝る君が
儚く脆いガラス玉のように
美しくて愛しく思えたんだ
b
君が嘘つきになるくらいなら
もう約束なんてしないよ
小さな罪をどうか重ねないで...Lie
翁草
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想