目を閉じるとある音が聞こえる。
まるで聴いたことも見たことも無い音。それはいつまでも続き、胸を締め付ける。
そう、肉を咀嚼する音。
生々しい音が耳にまとわりついて離れることなく僕の心を喰いつくしている。
抉るように、潰すように。
僕がその時抱く感情はどんなだろうか?自らも解らず迷子になっている。
欠けた心は元に戻る暇なく、喰われる一方だ。
これだから忙しい者は嫌いだ。

インサイド エンプティー
誰かホントの僕を当ててみてよ!
無数の仮面に溺れた僕を救ってよ!
早くヒーローの顔を拝みたいから
僕は今日も待ってるよ

家から一歩でも外に出れば僕の顔には仮面が付いている。
それは昔から変わらず、幼少期の頃よりそうして生きてきた。
だから学校からの評価は高く、勉強を性格で補っていたのだ。
しかし、僕は仮面を被りすぎた。
社会や外の世界を知る度に、また一枚、もう一枚と己を偽り過ぎた結果、
誰1人理解者がいなくなってしまった。
周りからは孤立して行くと。
仮面を見た者の僕の印象は
「頭イイ、明るい、頭堅い、真面目、何でもできる、働き者。」
など、生きて行く為にある程度あればイイものが突出しているだけだ。

インサイド エンプティー
誰かホントの僕を当ててみてよ!
無数の仮面に溺れた僕を救ってよ!
早くヒーローの顔を拝みたいから
僕は今日も待ってるよ

本当の僕は
「怠け者、面倒くさがり、冷淡、薄情、器用貧乏、平凡。」なのだ。
誰か僕を見てよ。
器用貧乏と己を称したのは、
言われれば人並みに全てこなせてしまうからだ。
ただ、何一つ得意と呼べるものはなく、
全てそこそこ。
まさに残念であった。
メンタルも弱いしね。

インサイド エンプティー
誰かホントの僕を当ててみてよ!
無数の仮面に溺れた僕を救ってよ!
早くヒーローの顔を拝みたいから
僕は今日も待ってるよ

インサイド エンプティー
誰かホントの僕を当ててみてよ!
無数の仮面に溺れた僕を救ってよ!
早くヒーローの顔を拝みたいから
僕は明日も待ってるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

インサイド エンプティー

自分を偽って生きてきた少年の歌。
自分から戻ることは出来なくて、誰か助けて
って感じです!
オンガク募集中です(^^ゞ

閲覧数:45

投稿日:2013/04/17 23:41:23

文字数:860文字

カテゴリ:歌詞

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