淡く惑う光 幾何なる 軌跡描き
約束の刻を待つ 鎮かな祈りに抱かれ

瑠璃の箱

境界線の雲 時間と混じり溶ける
泳ぐ風の調べ 遥かな 歴史は眠り

人はただ 密かに分かち合う 背中合わせの体温

哀しみに隔てられ むずがる大地 
侵されることなく 四季を運び巡る
静寂の幕は降り 少女は目覚める 
瞳に宿す 星粒 逃げ出した

銀細工の街に 溢れる喧騒(オーケストラ)
空の色合い隠す 慈愛は 雛鳥の殻 

人はただ 互いに紡ぎ合う 水泡のような記憶

旅人の道標 灯火(エーテルライト) 
幾重にも漂い 明滅を繰り返す
静謐を進み行く 足音(ソナー)響かせ 
彷徨う果てに 小鳥の 夢を視る

時間さえ 儚げな 満ち引きの 揺り籠の中で 泣き止まず

いたいけに戯れる hPa(ヘクトパスカル)
枝広げる血脈 いつか呼吸止める
瑠璃の底浮かぶ月 扉が開く 
投げ入れる旅の 錨を

やがて
刻は満ち 滲む空 雲間に光 
どこまでも螺旋描く 祝福された歌
少女の手 すり抜けて 音色は途絶える 
未来と過去の結び目 透き通り

約束の刻を待つ 在りし日の翼を求めて 

瑠璃の底 空の蓋 瑠璃の箱 閉じる

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読み

あわくまどうひかり きかなる きせきえがき
やくそくのときおまつ しずかないのりにいだかれ

るりのはこ

きょうかいせんのくも じかんとまじりとける
およぐかぜのしらべ はるかな れきしわねむり

ひとわただ ひそかにわかちあう せなかあわせのたいおん

かなしみにへだてられ むずがるだいち
おかされることなく しきおはこびめぐる
せいじゃくのまくわおり しょうじょわめざめる
ひとみにやどす ほしつぶ にげだした

ぎんざいくのまちに あふれるおーけすとら
そらのいろあいかくす じあいわ ひなどりのから

ひとはただ たがいにつむぎあう すいほうのようなきおく

たびびとのみちしるべ えーてるらいと
いくえにもただよい めいめつをくりかえす
せいじゃくおすすみゆく そなーひびかせ
さまようはてに ことりの ゆめをみる

じかんさえ はかなげな みちひきの ゆりかごのなかで なきやまず

いたいけにたわむれる へくとぱすかる
えだひろげるけつみゃく いつかこきゅうとめる
るりのそこうかぶつき とびらがひらく
なげいれるたびの いかりお

やがて
ときはみち にじむそら くもまにひかり
どこまでもらせんえがく しゅくふくされたうた
しょうじょのて すりぬけて ねいろはとだえる
みらいとかこのむすびめ すきとおり

やくそくのときおまつ ありしひのつばさをもとめて

るりのそこ そらのふた るりのはこ とじる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

やがて子守唄は海を満たす

とち-music boxさんの楽曲に歌詞を応募させて頂きました。

http://piapro.jp/t/LZ9-

神秘性と躍動感のイメージから外れないように努めていたら、いつの間にか海を満たしていました。
特殊な読みが幾つかありますが、自分の中では自然と。

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閲覧数:292

投稿日:2011/04/20 06:40:14

文字数:1,129文字

カテゴリ:歌詞

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