ちょっと矢継ぎ早にも曇って
無碍にされた言い訳
知ってるつもりで嘲笑った
君との距離フォークで切り取って

(お気に召すような…)
一体この犠牲を払って
誰が得をするだろう
知ってるつもりでまた嗤った
無様なら独り善がれ

ジッと見合って然れど違って
黙ったってざわつこうよ
もう、止まらない夜に茹だって
込み上げる夢の跡

五月雨に打たれて
心に裂いたキズ縫って
ダメって…為って、騙されても
このままじゃ辛いから

ぎゅっと握って離さなかった
縛ったって良くないって
(どうでもいいのよ…)
廃れ行くプライドと

五月雨に濡らされ
冷たい涙引きずって
ダメだって分かっているのに
でも、どうしようもない…痛いや

さあ、乱れに乱され
今宵の月は下弦に見え隠れ
騒々しいほどの
晴れるような　夜から…

ジッと見合って「さよなら…」

溢れそうさ

ぎゅっと握って堪えて


…帰ろか。


----譜割りVer.----


(ちょ)/とやつぎばやにもくも/て
むげにされたーいいわけー
し/てるつもりであざわら/た
きみとの(きょ)り(ふぉ)ーくできり/と/てー

おきにめすよーな
い/たいこのぎせいおはら/て
だれがとくおーするだろー
し/てるつもりでまたわら/た
ぶざまならひとーりよがれー

じ/と/みあ/てされどちが/て
だま/た/てざわつこーよー
もーとまらないよるにうだ/て
こみあげるゆーめのあとー

さーみだーれーにーうたれてー
こころにさいたきずーぬ/てー
だめ/て/ため/て/だまされーても
こーのまーま(じゃ)ーつ(らい)かーらー

(ぎゅ)/と/にぎ/て/はなさなか/た
しば/た/て/よくない/てー
どーでもーいいーのよー
すたれゆくぷーらいどとー

さーみだーれーにーぬらされー
つめたいなみだひきーず/てー
だめだ/てわか/ているのにー
でもどーしよーも(なーい)い(たい)やー

さーみだーれーにーみだされー
こよいのつきわか(げん)にみーえかくれー
そーぞーしーほーどのーー
はーれーるーよーなーーー
よーるーかーーーらーーー

じ/と/みあ/て/さよならー
あーふーれーそーさー
(ぎゅ)/と/にぎ/て/こらえてー

かえろか