眩しく街灯光り
鴉は森に帰り
私は未だ独り
忙しそうな街を嗤って
酒瓶片手にふらり
イチャつくマセガキ二人
幸せそうなあれも
どれもこれもが煩わしくて
彷徨い疲れても
足掻き続けてても
何もかにも変わりはせず
空回りの何時も通りで
築いたものも
描いたものも
痕跡すべて
消えてなくなったら

また夜を漂う
夢の中で眠る
と嘘を吐いた狼少年

呟いた言葉は枯れ
傷跡は未だ治りはしない
嘯いた今日も昨日も 明日も
変わらない 退屈な 日常

有耶無耶誤魔化し逃れ
雨粒手に取り踊れ
街行く平凡焦がれ
手を伸ばして切り落とされて
壊れたラジオのように
思考は堂々巡り
努力も期待も
何時も裏切られてばかりだけれど
見えない暗闇の中
追い求め続けては
いつかきっと報われると
未だ信じてしまうのさ
絡んだ蔦と
荊棘の道を
一人進み
半ば立ち竦んだ

私にどうか未来を
輝く正解を
見せてとせがむ子供のように
泣き噦る

渦巻いたエゴさえ枯れ
地の底で一人
空を見上げ
風が吹き曇天晴れ
輝く星々に願いを託すだけ
それじゃ駄目だと知っていて
動かない身体動かし進め
夢はいずれは崩れて
現実になるものだと
信じて
咲かそう
青い薔薇を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Bluerose

閲覧数:428

投稿日:2020/05/07 16:17:20

文字数:514文字

カテゴリ:歌詞

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