右に青と、左に赤を。
宛てた名は沈んだまま。
膿んだ傷を剥いで、涙のように眠る。

憂(うれ)う音無(おとなし)、表裏両腕。(ひょうりりょうわん)
動かない仮初型(かりそめがた)。
幾度乞えど同じ、躍(おど)れず爛(ただ)れ堕ちる。

無情に揺籠(ゆりかご)。数多(あまた)願い尽くしても。
還せないと帰れないと替えはないと。
手折(たお)る。

無垢が過ぎた想像過多の詩(うた)は。
在る筈(はず)の境目(さかいめ)を見失った。
絵具細工(えのぐざいく)、溺れ薄まって。
不愉快、愉快の微笑(びしょう)がまた。
回路を砕く。


矛盾が過ぎた想像不足の詩は。
在る筈の境目を見誤った。
硝子細工(がらすざいく)、欠片(かけら)散らばって。
不愉快、愉快の調教がほら。
回路を砕く。

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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仮初細工の沈魂詩。

かりそめざいくの れくいえむ。

本物はひとつきり。
そうして壊される。


ありがとうございました。

閲覧数:196

投稿日:2010/05/18 18:09:21

文字数:342文字

カテゴリ:歌詞

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