【S】
愚鈍な羊飼い馴らされて
その身は人も喰らえるのに
天を仰いで馳せる思いは
槍でも降って来ないものか
【A】
平穏に飽いた少年
変わらない一日
退屈な日々への意趣返し
少年の嘘
【B】
夕焼けは羊飼いの喜び
朝焼けは羊飼いの心配
耳慣れた詩が倦怠助長する
『どうして生きていけるのか』
【S】
嘘を吐き続ける少年に
もう村人も騙されない
狼が来たよと叫んでも
決して誰も耳を貸さない
変化を求める少年は
趣向を変えてまた嘘を吐く

【間奏】
親兄弟さえ奇異に思える
《Die Eltern und das Geschwisten seltsam erscheinen.》
変わり映えしない毎日
《Der jeden Tag gibt es keine [&A]nderung.》
怒り苛立つ大人さえ
《Der Erwachsene Wut und irrtiert selbst.》
いつもと違って面白い
《Es ist immer wieder anders und interessant.》

【A】
「羊達は?」と聞かれたら
「大丈夫」と笑う
退屈な日々への意趣返し
少年の嘘
【B】
変わり続ける時間の中で
変わらない日々なんてつまらない
飢えた狼の群れ羊は逃げる
『人間はどうするのかな』
【S】
愚鈍な人は逃げ切れないで
少年は高みの見物
独り小さく嘲笑って言った
「疑うなら僕の言葉を
全て疑わなきゃいけない
さあ今度はどんな嘘を吐こう?」

【間奏】
夕暮れに染まる丘
《Die Sonnenuntergang gef[&a]rbten dem H[&u]gel.》
血に染まるのは屍
《Die Blutig geb[&a]rbt der Leiche.》
赤く濡れた靴を履いて
《Er tr[&a]gt den rote nasse Schuhe,》
何処に行くのだろうか
《w[&u]rde dorthin gehen,wo?》

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

『狼少年』

文字化け
_"
[a]=[&a]アーウムラウト
_"
[u]=[&u]ウーウムラウト

アルファベットの上に点二つの特殊記号。

閲覧数:104

投稿日:2010/10/26 19:06:17

文字数:829文字

カテゴリ:歌詞

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