A
両手に収まった 少し古い地球儀を見て 指でそっと なぞってみた

豆粒の大きさ 程しかない私たちが 〝世界の中心!〟個々に叫んでも くだらなくて 馬鹿らしい

B
大きくなった なり過ぎた世界 存在なんて ちっぽけでさ
突然消えて いなくなっても 言わなきゃ誰も 気づかない

S
掴もうと 遠くを求めても 届かない すり抜けてく
自分だけ 自分だけ 何で此処にいるの? どうにも解らなくて

A
自分だけの色が 分かりゃしないまま 周りの 眩しい色を 羨ましがって それが欲しいと言って 指くわえる

C
パーソナル パレットに 欲しい色を集め続け 混ざり 過ぎた色 黒ずんで見えた

S
掴もうと 遠くを求めても 届かない すり抜けてくだけ
自分だけ 自分だけ 似合う色が解らなくて
探しても イマイチ見つからない 確実な 存在意義が
教えてよ 教えてよ 確かな形で 私が生きる意味を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

◆色彩のパレット

4/24追記:落選により、曲募集中です。

ttmywrk様のhttp://piapro.jp/t/BQYQへの応募です。

「ー自分の色だけは見えてこなくてーーー…」

テーマは〝自分の存在意義〟です。
イマイチ、自分の個性とかアイデンティティとか…周りの人と比べすぎて解らなくなったりしますよね? そんなイメージでかきました。
タイトルの色彩のパレットは少し皮肉も込めています。聞こえは美しいけれど、パレットの中には集めた綺麗な色がたくさんあって、多く自分のでない〝色〟を集めすぎてグチャグチャになってしまっている、というイメージです。

閲覧数:136

投稿日:2016/04/01 11:37:28

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

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