独り路地裏で立ち尽くしていた
冷たくなったこの身体は
流れ出した感情の雨が打ち付ける

こんな事になる筈じゃなくて
ただ君を護りたかっただけだった
いつからすれ違ってしまったんだろう

些細な言葉も今は
誰かを傷付けてしまう刃

心の舟に乗せるには
剰りにも重過ぎていたんだ

明日になればきっと
全て忘れられるだなんて
都合良い事が有る訳無い
下へ下へと沈んでいく
どれだけ思い詰めても
君の疵痕は深く残っていた

自分の奥底にずっと仕舞い込んだ
臆病さを分かっていたけれど
後悔はどこまでも募っていくばかり

見付けた決まり文句だって
結局自己満足の為なんだ

ここから一歩踏み出す勇気すら
知らない内に崩れ去っていたよ

暗い部屋の隅に過去を
一つ二つ連ねて思い出す
とても幸せそうだった君を
重く寂しい影が覆い被さる
この悲しみに疲れ切った僕は
一体どうすれば良いのだろう

掠れた声で名前を呼ぶ
例え聞こえなかったとしても

君の疵痕は深く残っていた
それは僕のエゴが有ったから
忘れられるなんて思わない
簡単に消し去れない
だから明日も君を思ってる
零れそうな雫を堪えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Stay

閲覧数:60

投稿日:2013/10/28 12:02:10

文字数:491文字

カテゴリ:歌詞

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