―――あの日、あの部屋の隅で二人は『永遠の愛』を誓った。
しかしそれは一瞬の快楽のための『一瞬の愛』でしか過ぎなかった。

その『一瞬の愛』を好む紫色の蝶が鏡音レンの右肩に止まる。
しかしその愛は例え一瞬であっても偽善ではない。彼女の長いマツゲ、三日月アイライン、まぶたで光るリップ、どれもが愛おしく感じた。
一瞬でもレンは彼女を『愛』したのだ。

しかし彼女はその一瞬の愛が許せなかった。その快楽こそが永遠の愛の証だと信じて疑わなかった。

これから鏡音レンと彼女が創造していく愛はどんな歪な形を成すのか。

二人が奏でる音はまさに不協和音

ライセンス

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右肩の蝶~序曲~

ちょっとアダルティなレン君です。右肩の蝶のレン君はちょっぴり大人です。

きゃぴきゃぴレン君も書きたい!

これは序曲なので歌詞に沿って続き書きます!ちなみに彼女は特定していません。ミクかリンかはたまたそれ以外か。ご想像にお任せ。

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投稿日:2011/03/10 01:21:39

文字数:271文字

カテゴリ:小説

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