暗闇の中を灯してるチョウチンアンコウみたいだ
明かりを失った回転灯、あの日を思い出して泣いた

地下鉄の駅行きかうのは無数の虚無感自殺願望
まるで死ぬ気は見当たらないのに口揃えて吐き捨てるんだ

君が死ぬニュースに群がるのは退屈な人及び偽善者だ
きっと悲しみなんてないけどさ、血の通いをただ感じたいだけ

「幸せね」って君が愛す宗教は、失うことにも気づかない
誰も助けられない
その顔も名前も忘れちまったって、笑えるのを未だ待ってる
呼吸が止まるのも待った

この世界がガラクタに塗れてることも知らない君は
綺麗だねっていうんだ
その体が壊れてしまうことも知らない君は
僕と生きるっていうんだ

遠い遠い記憶、傾く秒針 小さくなった知らない声
絶え絶えさソフィーの灯火、言葉さえ知らないから

くだらねえよってあの日見た海も真実も
捨てられれば何もいらないな、そんな贅沢を願ってる

この世界を愛した君の歌を、知らない人が笑って歌うんだ
裸足で歩いた夏の終わりも いらない それは美しすぎるから

この世界を愛した君のことを
僕さえ愛した君のことを

この世界がガラクタに塗れてることも知らない君は
綺麗だねっていうんだ
その体が壊れてしまうことも知らない君は
僕と生きるっていった

暗闇の中を灯してるチョウチンアンコウみたいだ
明かりが蘇る回転灯、あの日を思い出してた

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ソフィーの灯火

ソフィーの灯火歌詞 モリ・ワタリ

閲覧数:78

投稿日:2016/09/01 20:03:31

文字数:586文字

カテゴリ:歌詞

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