<君は真夏に咲いた花>


蝉が五月蝿いくらいに鳴いた
眩しい日差しに飽いた僕を
連れ出す君の麦わら帽子が揺れた

覚えられないくらいの人の中で
君だけが輝いて見えたから
必死で着いていく僕は滑稽だったろう


飛行機雲 追いかけて
走り出したあの日に
置いて行った想いは さようなら

またね 来年の今頃は
何もないように笑って
眩しい日差しに 振り返る

君は真夏に咲いた花



かけっこも かくれんぼも 鬼ごっこも
石切りも 木登りも 草船も
僕より上手な君は得意げで

勝てずに顔を歪ませていると
君が嬉しそうに笑うから
見惚れてやるもんかと意地を張った


畔道を 冒険して
笑い合ったあの日に
生まれた想いは 大好きだよ

なんてね 来年の今頃は
「憧れ」にするから
眩しい笑顔で 振り返る

君は誰にも負けない花


大人になって恋をして 会わなくなっても
夏が来ると思い出す 君とひまわり畑


飛行機雲 追いかけて
走り出したあの日に
置いて行った想いは さようなら

またね 来年の今頃は
何もないように笑って
眩しい日差しに 振り返る

君は真夏に咲いた花
君は誰にも負けない花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君は真夏に咲いた花

これは初恋のような、憧れの歌

閲覧数:28

投稿日:2024/07/10 12:00:09

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

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