行く先にはいつも暗闇が広がっていて
いつの間にか立ち止まっていた

巡り巡ってきた運命に
奇跡は起きてくれない
わかりきった答えに落ち込んで
無理な笑顔にも疲れた

冷たい風に乗せられて
君まで忘れてしまえばいいのに
わかってる、わかってるんだけど
風の匂いが思い出になる

あの夏をまだ待っている
君はまだ覚えているか
戻ってくることをまた願いながら
まだそこにいる
またここにくる



太陽が顔を覗かせるけどまだ風が冷たくて
差し出した手はすぐにしまった

いつもより空が青くて
大事なことを忘れてしまった
今は思い出すことに必死になって
空が青いことすら忘れてた

夕方の風に乗せられて
君まで連れてきてくれたらいいのに
わかってる、わかってるんだけど
またこの匂いを思い出す

あの夏をまた思い出す
君はもう忘れてしまった
思い出だけが美しく咲いたあの日は
まだそこにある
またここにくる



「I miss you」を伝えたくて
ゆっくり歩く帰り道
今なら何を伝えるだろう

あの夏がまたやって来る
君が忘れてきたあの夏に
何度も後悔を繰り返し続けている
まだそこにいる
またここにくる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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キオク

学生時代の失恋の思い出

閲覧数:30

投稿日:2022/03/31 21:39:44

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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