【A】友達の目配せで
誘われたお祭り
彼も来ると聞いて
去年より気負う
【A】当日待っていたのは
まさかの君だけで
誰が仕掛けた罠?
それとも計らい?
【B】熱くなる
この頬を隠したいのに
意地悪に
【B】照らし出す
茜空の夕日はまだ
暮れないの
【S】この世に君の一人きり
大切な思い人なんて
心に秘めたままで
【S】恋した夏は過ぎてゆく
秋が来るまでに打ち明ける
熱が冷めないうちに


【A】君からの目配せで
かき氷を二つ
なんだかシロップが
いつもより甘い
【A】射的で撃たれたのは
焦がれたこの心
君があけた穴は
どうしてくれるの?
【B】熱くなる
人混みの中の空気に
酔いながら
【B】控えめに
覗き見た君の頬
紅(くれない)で
【S】この夜は君と二人きり
大切な思い出にして
心にしまいこんだ
【S】恋する夏は今盛り
飽きがくる前に言い出そう
夢が覚めないうちに


【A】花火よりも大きく
胸の鼓動が鳴る

【S】この世に君と二人きり
そんな気分がした一時
夜風吹く帰り道
【S】この夜は一度一度きり
もどかしく募る寂しさ
近くなる別れ道
【S】咲かせて散るならいいのと
君を呼び止めた、今こそ
想いに火を点けよう
【S】弾けて割れればいいのと
あのね、と飛び出した今こそ
想いを打ち上げよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【合作】恋音頭

※ひとつサビを抜かしていました。
加筆しました。

ミゲールさんの曲に応募させていただきました。
採用していただきました。
自分でも珍しく満足できた詩なので嬉しいです。
今回は頑張った掛詞に注目してほしいです。
二人のいる風景が思い浮かんだら嬉しいです。

閲覧数:226

投稿日:2010/05/04 06:13:57

文字数:555文字

カテゴリ:歌詞

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