握りしめた小さな願い
爪が刺さり滲む赤い跡
この手が触れたものはいつも
壊れていく、残酷な運命
誰かを守る力を欲しがった
それがいつしか刃の形に
触れることすら拒まれるこの手
ひとりで震えるだけに
嫌われ者の手 罪を刻む手
誰かを想うたび傷つけるだけ
握りしめた愛も砕け散ってく
こんな手で何を守れるだろう?
嫌われ者の手 孤独を抱えて
闇の中で泣いている
思い出すのは子供の頃
温かな手を握り返してた
優しささえも遠い記憶
この手に残るのは冷たさだけ
握り方を間違えてしまったんだ
愛する気持ちさえ凶器になる
差し出す手のひら返る拒絶
痛みが胸を貫く
嫌われ者の手 誰も触れぬ手
優しさ求めるが震えてるだけ
壊したくない想いが強すぎて
全てを遠ざけてしまうだけの
嫌われ者の手 それでも信じて
夜空に向け祈ってる
「もう壊さない」
何度心で叫んだだろう
この手がいつか誰かの温もりを
そっと守れる日が来るのなら
嫌われ者の手 それでも伸ばす
震える光を守りたいから
握りしめた願いを開いた時
そこには希望が咲きますように
嫌われ者の手 許される日まで
闇の中で叫び続けるよ
この手が誰かを救えるなら
それだけでいい、それだけでいい
コメント1
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ご意見・ご感想
ミントアイス∞
ご意見・ご感想
深い、、、
2025/01/28 14:54:18
ねこぽぽ
ありがとうございます!
そういっていただいて、作詞したかいがあります。
2025/01/28 17:23:45