二人乗り自転車 風をきって進む
加速するスピード 高鳴る胸の鼓動
背中から伝わる 君のぬくもり
少しはずれた 君の鼻歌
ずっとずっと 感じてたくて
ずっとずっと 聴いていたくて
時間が止まればいいのになんて
夢みたいなこと 思ってた

当たり前だと思ってた 永遠なんだと思ってた
それは突然の宣告 それは紛れもない現実
少しだけ時間がほしくて ただ君に伝えたくて
先延ばしにしてもらった 別れの瞬間

「俺、入院するから」

君は鼻歌をやめて 腕の力を少し緩め
大きな瞳を まんまるにして
『いつ』と呟く 彼女の声は
小さくて 震えてて
少しは悲しんでくれてるのかと
少しは想ってくれているのかと
淡い期待を心に描いた

「桜が咲き始める頃」

それはあまりにも 早すぎて
それはあまりにも ちっぽけで

二人乗り自転車 想いをのせて進む
加速するスピード こらえてる涙
背中から伝わる 君のぬくもり
腰にまわされた 腕の感触
ずっとずっと 感じてたくて
でももう二度と 感じれなくて
ペダルを力一杯にこぎ続け
沈みかけの夕日に 向かって進む

もう残り僅かな時間 君との別れの瞬間
それはあまりにも残酷 それはあまりにも無意味
もう少しだけ あとちょっとだけ
まだ冷たい風を頬にうけながら そう願う

『…いつ、戻ってくる?』

震えてる彼女の声 こぐのをやめた俺のあし
きっと彼女は 知りたくて 
俺は絶対 認めたくなくて
それでもきっと それは本当だから
少しでも彼女が 冗談と受け取ってくれるように
冗談っぽく 君に伝えた

「冬でも夏でも、ずっと桜が咲いてる頃」

それはもう 変えられない真実
それはもう 逃げられない現実

二人乗り自転車 思い出をのせてく
もう沈む夕日 輝いてる一番星
君とみている この景色も
君と話した 言葉の欠片も
全部全部 覚えてるから
全部全部 忘れないから
どうか君も覚えていてほしいと
願いをこめて またこぎはじめる

『…絶対、帰ってきて』

二人乗り自転車 未来はまだ見えず
ふくらんだ蕾 咲く時季はもう近い
変わらない想い 伝えたい気持ち
叶えたかった夢 果たせてない約束
いつかきっと 君に告げるよ
いつか全部 叶えてみせる
だからそれまではさよならと
春も近い 夜空に思った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

桜咲く頃

初心者が歌詞をかきました。…誰がなんといおうと歌詞…のつもりです。
曲はないです。作曲できません。だって初心者orz
一応ボカロに歌ってもらいたいなー…なんて思ったり。
KAITOとかレンとか向きかなー…なんて思ったり。

あ、ちなみに「」は男性のセリフです。『』は女性のセリフ。
セリフ…にしてみたかっただけです。はい。
曲つけてそこも歌えるようになってたら、すごい。
作曲した方は、絶対に天才です。

閲覧数:223

投稿日:2009/12/06 08:51:44

文字数:966文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ゼブリー  たまに来ます!

    この詩すきですよ!
    素敵ですよ^^絵描きたいと思いましたが
    もう少ししてからで!

    あと、歌にする場合
    歌詩に統一感あっていいんですが・・・
    詩に近いからちょっと変えてみるとかするといいかもです

    2010/01/23 23:32:11

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