今夜のおすすめは数千弱フルコース
君次第、最初の人生はどんな味？
さあ、どうぞ

そう、昔好きだったあの子が
朝のテレビに映っていて
絵を機械が描いていて
残していたあの料理ももう食べられるんだよ

不幸せ繰り返せば幸せね
それもいつか神話なの
生きる速度で変わる世界の上を歩いていく
(アー、アー、聞こえますか？今日の音は)

嘘みたいな声も進み続けた道の途中で
新しい服を着て今を歌う
神の調理場で生まれ落ちる無尽蔵の前で
ずっと同じなんてなくて
大丈夫、怖くはない
積んできたものはいつもあなたの足元にあって
転んで泣いたことも知っている

あれやこれや比べ興も冷めるシニカルで
新時代を嘆く懐古主義の教祖共
(怯えているのか？)
砂で満ちた脳の思考は疾うに止まった
己が身も見えずに蛹に閉じこもっている
(見失っている)

自由の園で

何かを好きって言うために何かを嫌いって
そんなことはしたくなくて
二人で歌うよほら
こんなに素敵な場所はこの世にまだあるんだって
溢れる愛と熱に酔っている

いつか全ては灰になる
深い敬愛に種が落ちる
次の革命が目を覚ます
時計の針が止まらぬ限り

巡り巡るほど変わり続ける無限の電子音
ただ思いが繋がっていく限りずっとそれは

この世界が紡ぎ伝え続ける未来の今日は
きっと今とは違うけど
大丈夫、それでいいの
出会いの「ハロー！」別れて「またね。」繰り返してあの向こう側で待っている

この光景も全て
流れては転ぶように