老若男女夜の宴 愛されたい 愛する欲
酔生夢死望む鳥 虫酸が走るワインの縁

どうせ踊れもしないのに 「Shall we dance?」と馬鹿らしい
知ったかぶりの手を取るより 刺激を求めるのは如何?

太陽で焼けもしない 透明綺麗な貴方の手
熱烈な夜始めましょう チクリと歯を立て踊り出して!
甘えている白い首筋に 闇を刻んであげる
飛び散る飛沫 震える身体 これから灼けていくのよ さぁ

驚き?怒り?いや嬉しい?動きを止め酔いを醒ます
床に零れたワインが 勿体ないったらありゃしない

苦しくて 怖いだけ この血否定してばかり
だけど私は見つけたの 人のダンスは凄いってことをね
ひとたびこの牙刺せば みんな 馬車馬如く美しい

これは私の寵愛よ ありがたく受け取りなさい
貴方たちだけ楽しくて それになんの価値があるのよ?

貴方はただ無力なの でもね ひとつ才能がある
私を楽しませるの その身を犠牲に踊り出して!
だって本当に 感謝してるの 必要な存在
水にも光にも怯えて 赤色しか知らなかったから

ワインだって実は 苦くて飲んでられないの
退屈+恐怖 それ即ち地獄

あなた達にこの痛み 理解できてたまるものかと
近づくな 覗き込むな ただ私の為踊りなさい!
太陽で焼けもしない 刻み込まれた恐怖もない
熱烈な夜 終わらせない お前が私の過去に報え!
甘えている白い首筋に 闇を刻んであげる
飛び散る飛沫 震える身体 これから灼けて消えてしまう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

灼熱ワイン

閲覧数:123

投稿日:2023/07/17 23:54:05

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

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