近付くさよならの音
最初の「のびのび」どこへやら
この旅はもう終わったも同然
まだ居たいなんてそんな妄念

一緒に、一緒に、便利なとこへ
一極に、一極に、集中してく
一方で、一方で、この列車に乗れば
一瞬で、一瞬で、アオハルへ！

でも　そんなのもうないの
相生でもう走れない
当たり前なんだ　当たり前だった
どうすんの　ねえ

今更慌てちゃって
好きの気持はどこへやら
非常ボタンも押せない当然
急病人になるまで気付かないじゃんか

もう　はっきり言っちゃうと
消えたくて堪らない
読めないんでしょ
知ってるよ　ねえ

いや　そういう問題を　そういうもんだよと
そう言う文言で　早々悶々々
なんで余計なことすんの
苦労も知らないで　尽力知らないで
事情も知らないで　心情知らないで
迷惑かけるなはダメなんだよ

第一印象に騙されたのか
笑顔の裏に翳るもの
中間光沢であり続けたい
私に居場所は

そんなのもうないの
誰かお願い、助けてよ
楽しく意気込んで　普通に息して
好きに生きて　幸せになって
いいんだよ

ごめんなさい
その■しさが堪えられない
人を憂う優しさか　言に花のある誮しさか
選んでよ　ねえ

もう　みんな鈍感で　みんな貪婪で
批判どうなってん　自家撞着で
■しさなんてなかったんだ
私利私慾の　思慮分別ない
支離滅裂な　至理名言は
どうですか　ねえ

漲る想いは燃え盡き
燃やしに高見から燥ぎ
needleに見た物は抉られ
帰らぬ地はもう焼野原

あの頃は理想もあった。
あの頃は希望もあった。
降りる準備も出来ていない。
そんな私、青春止まり。

「貴方の愛は重かった。」
それじゃあ、元気で、お幸せに。

（この電車は回送電車となります。皆様、お降りください。）