月が道を照らす
君を乗せたオンボロ自転車
僕は前だけを見てこぎ出した
 
「あの月まで旅をしよう」
笑って言う君
僕は何も言わず手を取った
 
自転車に
お菓子を詰め込んだカバンと君を乗せ
僕は宙(そら)を目指して坂道を登ったんだ
 
月が道を照らす
君を乗せたオンボロ自転車
僕は前だけを見てこいだんだ
 
どこまで行けるかなんて知らないよ
知りたくない
僕は君の為に月への道を
君は僕の為に「もういいよ?」
 
泣いているのが分かったから
本当は僕ら
どこにも行けやしないんだ
月にだって
坂の下に見える街の灯りにだって
辿り着ける事はないんだ
 
君の最後の詞(ことば)
僕は最初の言葉にしたい
もう手の届く場所に居ない君と知りながら
 
僕はまた走り出す
お菓子を詰め込んだカバン
君との想い出を乗せ

月が道を照らす
僕だけを乗せたオンボロ自転車
 
そして
僕は前だけを見てこぎ出した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

淡-あわ-

書きためた第3弾。

いつも意味分からんのばっか書いてるので、ストーリー性のあるものを書いてみよう!と挑戦したのがこの詩です。

個人的なイメージは友達以上恋人未満な男の子女の子の淡い物語と妄想して書きました。
悩むかなぁと思ってましたが結構スラスラ書けました。

リンレンに歌わすとか面白そうです(^◇^)

閲覧数:316

投稿日:2008/04/10 19:20:23

文字数:398文字

カテゴリ:その他

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  • ょお

    ょお

    ご意見・ご感想


    はわわわ・・・!
    まさかこんな拙い歌詞を読んで下さったなんて!
    ありがとうございます!!(土下座)
    感想まで頂いちゃって本当嬉しいです(^∀^人)

    書いてた当初はリンレンの存在を知らず作っていたので、まさかこんなにイメージぴったりな歌い手が居たなんて(笑)
    とリンレンを見てびっくりしました(笑)

    米本当に有り難うございました!m(_ _)m

    2008/04/18 23:29:38

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