席替え・・・普段の学校生活で味わうことの無いドキドキを味わえる素晴らしいもの!

なんてね。
ということで、今私のクラスでは席替え発表の真っ最中なのです!


席替えとなると、いろいろ考えちゃう。
窓側がいいなーとか、
リリィと近い席がいいなーとか、

がくぽと隣が・・・!?
最後は違う!うん絶対に違う!
・・・なぜだろう、この前夢に出てきてから無意識にがくぽを見ている。
でも、確立は相当低いから、隣なんてありえないよ!


「・・・男子6番レン、女子・・・」
なんか考え事してたら始まってた。
ふと、黒板を見る。私とがくぽは出ていない。
リリィは廊下側でもう出ちゃってた。近くが良かったなーあーああー。
私達のクラスは、紙に名前を書いて、その紙に書いてある番号で席を決める、いわゆるあみだみたいな。
今更だけど、説明下手だなー。

「男子8番カイト、女子8番ルカ・・・」
あ、呼ばれた。
『ルカ』はこのクラスには1人しかいないはずだから、私なのだろう。
しっかし、今回の隣はカイト君か・・・。
隣、がくぽが良かった・・・。
いや、カイト君で良かった!むしろ嬉しい・・・はず。
なんかもやもやするな・・・。
あ、そうか!窓側じゃなかったからか!納得。
・・・うん。窓側じゃなかったから、うん。

「男子12番がくぽ、女子・・・」
やっと呼ばれたかがくぽ。
しかもよりによってあいつ窓側かよ!
まあ、後はのんびり聞いてよーっと。
「女子13番ルカ・・・」

・・・・・・・・・・・・!?
えええ?
なんかおかしいよね!?
私呼ばれたよね!?
なんか普通の流れで先生言ったけど!
そう思ってたら、いきなり先生が訂正してきた。

「あーごめんねーw8番がメイコで13番がルカ!見間違えでした!」

『あーごめんねーw8番がメイコで13番がルカ!』????
13番がルカ?
ジュウサンバンガルカ????

整理してみると、
私は先生の見間違いで席番号が13番。窓側。
私のクラスは窓側だけ番号が違う人同士で隣になる。
もちろん、男子が若い数字。

となると・・・・!?


私の隣が!
まさかの!
がくぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?

うそでしょ!
もう、最悪だわ・・・。
心臓が破裂しちゃうじゃないの・・・。


その後、皆は席を替えていた。
私は席が同じ場所だったので、ずーっと外を眺めていた。
目が合うのはゴメンだし。

「やっほールカ!」
いつもの声で新しい隣がそう言う。
この、能天気野郎が!
そう言おうとした。

「この・・・」

「1ヵ月間、よろしくな!ルカ」
がくぽは、とびきりのスマイルでそう言った。


がくぽのばかああああ。
あんたのせいで、

顔が、真っ赤になっちゃうじゃないの・・・!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

席替え【多分ぽルカ・学生シリーズ】

お久しぶりのすぅです。
安定のニヤニヤできないぽルカです(((←
いやー何回も投稿しようとしたんですけどねw
何回も何回もフリーズしやがりましてこのPCw

閲覧数:292

投稿日:2013/04/21 20:06:14

文字数:1,170文字

カテゴリ:小説

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