木漏れ日の中ベンチにすわって
すぎる人たちを見ていた おだやかな午後

カフェのテラス エスプレッソのかおり
静かに流れるミュゼット しあわせな時間

両手をカップにあて 思い出していた
てのひらに伝わるぬくもり あなたのことを

やさしい思い出は 入れたミルクのように
うずを巻いて すぐに溶けた
さみしさ和らげて


ながれる風が 季節をおしえて
赤く染まってく街並み あの日と同じ

別れのことば 胸をしめつけた
少しだけ幼いわたしが みつめてた世界

小さな記憶の隅 とじこめていた
頬を流れてくぬくもり あなたの背中

かなしい思い出は 入れた粗目のように
キラリゆれて 溶けのこった
わたしの心にも


いつしか時がすぎて さめてしまっても
たしかにあった温かさ わすれないから

すべてを受けとめて 素直になれたときは
振りむかずに あるいていく
しらない世界へ

あなたの思い出は いまのわたしをささえ
かなしくても つよく生きる
約束できるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

あの日とまちあわせ

アップした同題名の歌詞です。
よろしかったら曲もきいてみてください。

閲覧数:400

投稿日:2008/11/09 20:01:49

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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