白ウサギ　誘う先　二人きりなら怖くはないわ
「愛してる」　その言葉　甘くて涙が出るの
ふわふわと　この気持ち　名前をつけたのは誰でしょう？
撫でる指　優しくて　間抜けな笑顔浮かべて

そんな夢から覚めて　一人今朝自己嫌悪
眠りの中　君は　そう王子様

「ほんとに欲しいものなら　その手で掴んでみせな？」
意地悪く笑う　君じゃなきゃ　ああ　肩透かし！

目を覚ませ　甘くはない世界を
今日も戦うのなら私
誰かの　眠り姫じゃいられないよ！

目を開き　背筋を伸ばしてても
震える脚隠せはしなくて
ほんとは怖いんだよいつも...

夢の中溶けてく　感覚は
痛みなく　幸せで
やっぱりね　物足りない


黒い森　奥深く　森の主（あるじ）はあの女郎蜘蛛
囲まれる　いばら姫　どこにも出口はなくて
焦る胸　知ってるわ　いつもこがれるばかりの気持ち
暗示する　無力感　弱くて泣けてくるほど

今朝も悪夢で明けて　一人夜続いてる
眠りの中　来ない　ああ王子様

「ほんとに欲しいものくらい　本気を出して見せたら？」
意地悪く笑う　君の顔　もう　見ていろよ！

目を覚ませ　優しくない世界を
今日も戦うのなら私
誰かの　眠り姫じゃいられないよ！

それでもね　時々はもう少し
優しくしてくれてもいいのに
ほんとに怖いんだよいつも...

夢見てるだけじゃね　掴めない
君の手は　意地悪で
苦しくて　嬉しくて


簡単だわ　目をつぶり　も一度眠りにつけばいいのよ
簡単だわ　逃げ出して　他の宝物探せばいいの
簡単だわ　目をつぶり　も一度眠りにつけばいいのよ
簡単だわ　目を覚まし　痛い目に合わなくてもいいのよ


そんな夢から覚めて　一人今朝苦笑い
眠りの中　優しい　嘘つきな君

「ほんとに欲しいものなら　その手で掴んでみせな？」
甘い夢よりも好きなんだ　そう　こなくちゃね！

目を覚ませ　優しくない世界を
今日も戦うのなら私
誰かの　眠り姫じゃいられないよ！

夢の中　微笑む君がくれた
甘い幸せ武器にしたから
ほんとに届くかもなんてね

夢見てるだけじゃね　掴めない
君の手は　意地悪で
苦しくて　嬉しくて