『宝石』
by スミゲン
生きることに意味はあるのか
生まれることに意味があるのか
そんなことを思う度
前が見えなくなっていた
ひたすらにもがいてみたり
あるのかさえも分からない
そんなものに囚われては
コドクの世界へ踏み込んだ
どこにいても
一人ぼっちで
どこにいても
寂しくて
“何か”を見つける瞬間を
いつもヒトリで待っていた
無情に過ぎる時の中に
“何か”を求め、望み、期待する
待っているだけじゃ見つけれない
一人じゃ何もできやしない
そんなことにも気付かずに
輝くことのないガラスの中で
当てのない“何か”を探している
自ら輝くことのないビー玉を
スクいあげようとするヒトがいた
差し伸べられたその手は
躊躇させ惑わせた
正しい道なんてわからない・・・でも、
止まっていた足は歩みだした
手を取ってくれる人がいたから
共に歩きたいと思ったから
どこにいても
君が居て
どこにいても
楽しくて
“何か”を見つけたその先も
ずっと君とで歩んでいきたい
今という大切な時の中で
君と求め、望み、追いかける
一緒に探せば見つけれる
君とでなら何でもできる
大事なことに気付いた時
輝くことのなかったガラスから
“何か”の芽がそっと顔を出す
偽りで閉ざされたカタマリは
必ず原石を隠していて
個性の数ほどタサイな色が
生を受けた全てのものの中で
輝ける日を夢見てる
ただ無数にあるミチの果てにいて
見つけてくれるのを待っている
この世に生きている意味のない「生」
なんて存在しないんだ
色んな「生」に価値があって
僕らはそれに気付いていないだけなんだ
まだ見ぬ無限の原石(かのうせい)を
君と探し、願い、追い続ける
宝石(こたえ)は一つじゃないと信じ
一つ一つ大事にして
また君と宝探しへ
輝きで溢れたそのガラスには
鮮やかな色が満ちていた
最初から
生きることに意味はなかった
生まれてくることに意味はなかった
ただあったのは空っぽの箱と
目的地(あて)のない地図だった
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