極寒
(イントロ)
夢ならばどうか醒めないでいて
この星に生まれ落ちたんだ僕は
未だ浮かれている
(Aメロ)
嘗て貴方がわたしに言い聞かせたように
貴方こそその通りに生きてほしい
その胸の温もりが懐かしく感じる
暖炉の前にこぞって暖まっています
(Bメロ)
めでたい日々に白さに飲まれて
美しい景色に瞳を囚われていた
愛し合い身を寄せ暖をとり
息を見ながらこの寂寥の世界で二人で
(サビ)
煙たい記憶が蘇って
嘘を隠すかのように噎せる
言わずもがな白く鋭い空気がこの身を
表面から動きを止めてく
寄り添いあった日々
愛おしき過去が忘れられず
心に響く
(Aメロ)
ため息ばっかじゃん、どうしたの?
見ればわかるよ、ほら手繋ご?
その腕を今度こそ掴み損ねぬように
月光が漏れる空を握ろうとしてます
(Bメロ)
幻想だと思いつつも慮って
意外にもそれが愛おしくて見守っていた
信じたい声をあげ罪を償い
荒れた天の中大地を彷徨う独りで
(Cメロ)
自然が創り出す大地形の絶景
息を呑み世界の素晴らしさと同時に
悩みのちっぽけさに気づく。
ほんとにこの世が終わるのかと疑う
一変して晴れ渡った青空の下に
一面に白く、心も清く輝いた
眼前の景色に憎しみも恨みも浄化される
(ラスサビ)
死にたい感情が抑えられず
憎き貴方を誤魔化すために咳をする
心が凍ってく
塞がってく
許せない、本当は戻したいのに
心が開くまで時間をください
冷たさで麻痺する
(アウトロ)
あぁなんて絶景
ほんとにこの星にこんなところが。
だけどそれでも清らかにならなかった
それほど黒さに呑まれている
閉ざされた心でまだわずかながらもがいている
微かに息をして諦めかけている
血管も凍てる、体は止まる
想いも凍る、何もかも止まってく
信頼も、友情も、魂も、思い出も
いとおしい日々と、その宝も、
あらゆるものが凍らされてく
甲高い
もう後には戻れない
夢も凍りつく、憧れも凍る
記憶も凍てつく、心が閉ざされる
大切な人の心も全部
無差別に凍らされてく
平凡が急に絶たれる
そんな時の虚無感ときたら
想像を絶することでしょう
冷たくなってくんだ、だんだん
感じられなくなってゆくんだ全部
君の笑顔も君の涙も
何もかもが固く閉ざされる
無理しなくていいんだよ
投げ出して逃げて欲しいんだ
そう言って少しだけでも君が楽に生きれたらなって─。
気づいていたのに何もしてやれなかった
自分のやるせなさに、不甲斐なさに
心を病んだ
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