青空のマーチ

昨日の雨の跡日差しが乾かした
まるで何もなかったかのように
海の写し鏡　みたいな青空
良く晴れた昼下がり

巡り巡る時間の中で
上書きされていく記憶
それでも悲しくなりはしないよ
足跡はここまで繋がっている

流れゆく雲　溶けて消え去った
まるで何もなかったかのように
繰り返す季節の中に置いてきた
名も知らぬ想い達

巡り巡る時間の中で
上書きされていく傷跡
それでも無くなりはしないよ
涙はここまで繋がってる

果てなく続く青空と平行して続く道の
真ん中を歩くことは決して容易いことではない
けれど誤魔化した痛みや時々出会う温もりの
一つ一つが今も手をそっと引いている

巡り巡る時間の中で
出会いと別れを繰り返し
積み重なる想いとならば
何度でもきっと踏み出していける

果てなく続く青空と平行して続く道の
真ん中を歩くことは決して容易いことではない
けれど紡いできた言葉やその手に抱く灯火の
一つ一つとならばどこへだって行ける

さぁ