青く澄んだ夏の風
埋まらない距離を嘆く午後の窓辺
心揺らす上昇気流に
僕の視界は覚束なくなる
閉じ込めた一瞬を
イコールよりも長くして
蝉時雨をくぐり抜け
いま君のもとへ
突き抜ける空の青
鼓動が速くなる
一秒前でさえも
記憶に変わっていく
初めて見た君の笑顔に
また何かが弾けて
巻き戻した小さな幸福
噛み締めた
反重力のサイダー
束の間のオピオイド
泣き止んだ青空
水溜まり飛び越えて走る
安い駄菓子のように淡い夏
伝えたい気持ちも
眩しい仲間の声に
溶けては消えて
また日射しが強くなる
過ぎていく鳥の声
溶け始めたアイス
二度とは出会えない
夏のワンシーン
くしゃくしゃの気持ちも
君に渡さなくちゃ
無愛想に巡っていく季節が終わる
その前に
突き抜ける夏の青
鼓動が速くなる
一秒前でさえも
記憶に変わっていく
熱を奪う
穏やかな風に揺れる夏草
優しく微笑む君に
僕は言えぬまま
夕凪の狭間で
僕は口火を切る
夢なのか、現実なのか
それすらも解らずに
何度目かの君の笑顔に
また何かが弾けて
二人だけのこの夏が
ずっと続いていく…
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