Velvet Requerencia


天幕を満たす喝采 鮮やかな光輪
ガラクタだった僕らも
円舞台〈この場〉では愛された

朽ちるその日を ただ待っていた
(ひとり 息を殺して…)
名も無き僕に 手を差し伸べた

いつからか

宙を舞って 火を纏って
輪を潜って おどけてみても
響きすぎる 息と鼓動は
皮肉なほど 物語っている

でも今は

あぁ 醒めないで 夢見させて
ここは僕の【 Requerencia 】
あの輝き 戻れるなら すべて差し出すから
あぁ 両の耳を掠める声
いつまでも変わらぬまま
信じている『 Yes , Born into this fate!』
強く強く 抱きしめて


塵積もる 無人の座 思えばいつからだ?
捌けない亡骸〈チケット〉は 次第に 色褪せていく
生きた道具は檻の中で
(浅く深く 吸って吐いて)
最期に一度 小さく鳴いた

終わりなく

感じていた この場所にも
こうして時は やってくるのか?
失って欠いて 薄れて減って
滲んで死んで ずれて崩れて

今はまだ

あぁ いかないで 離さないで
ここは僕の【 Requerencia 】
あの輝き 戻れるなら すべて差し出すから
あぁ 両の耳を掠める声
いつまでも変わらぬまま
信じている『 Yes , Born into this fate!』
強く強く抱きしめて

僕はただあの頃のように笑っていたいだけなのに、どうして……。
そんなものはとうに枯れ果てた。
ここはもう遺物が並んでいるだけの、救いようのない……。
もう遠いどこかへ……行き…たい……。
わかるでしょう……。結局あの日と同じように彷徨うだけ……。

明日を生きる意味さえ知らなかった僕ら。
自分が自分であることを許された、あの眩い記憶。
強い光は濃い影を残す。喪失への恐怖、矛盾。
この魂の乾きを抱え、僕らは生きていくしかないのか。
――はたまた、痛みのない世界を選ぶのか。


願わくは この月の下で
(幾度時を織り重ねた)
記憶遠のいてしまう前に
(手繰り寄せ留めおきたい)
もう望みがないのならば
(いっそのこと僕らごと……。)
辿り着いた 救いひとつ
(ここで…終わ…ろう……。)

「今、火をつけて……!」

永遠に

醒めないで 夢見させて
ここは僕らの【 Requerencia 】
灰となって あぁ安らかに 終焉〈おわり〉を共に…
天幕揺らめく 今はどこか
揺り籠のように 優しく
添い遂げよう『 Yes , Born into this fate!』
笑顔も涙もすべて
愛おしい舞台〈ここ〉に焚べて……。
『 僕らだけの幕引きを…!』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Velvet Requerencia【歌詞】

『 Velvet Requerencia 』 ベルベットレケレンシア
作曲 : ヤマアズク
作詞 : Aifa

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投稿日:2026/07/02 19:13:26

文字数:1,116文字

カテゴリ:歌詞

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