あわく広がる雲に
重ねたやさしさで
曖昧にといたままの
僕がうまくなじまなくて


うずめた寂しさをならべて
指さしてえがく 「ねぇ 今、」


あふれ出した声をどこまでも散りばめて
真昼の空 君には見えないけれど
消えて行った星の名前も知らないで
となりで眠っていたぬくもりと


あせたさかさまの虹に
うかべた切なさで
濁らせたおもい こころ
どうしてかな 流せなくて


「うすめたい」 こぼした涙を
なんでもないようになぞる まだ


あふれ出した声をどこまでもにじませて
真昼の空 僕にも見えないけれど
はなれていく星の名前も知らないで
となりで眠っていたぬくもりと


混ざっていく夢の音を忘れられたなら


「あいたいよ」 かすかなわがまま溶けていく
真昼の空 君には見えないけれど


まわるまわる声 いつまでも響かせて
わからなくてかざした手がうれしくて
消えて行った僕の名前も知らないで
まどろみの中 君にぬくもりを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

南中コメット

uzPの曲に歌詞を書かせて頂きました。

閲覧数:284

投稿日:2010/04/29 15:10:29

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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