揺れる昼下がり 窓辺には小鳥
寝転んで手を伸ばす 消えたくて噛み締めた
おはようと笑う朝日が おやすみの僕を溶かし
苦しいよが届かない 峠はまだ越えられず


揺れる僕の影 届かない足は短い
ぶら下がる部屋の中 口から涙を流し

あとどれだけ 歩けばいいのか

終わりのない 登り峠

叫んでも聞こえない 空気のない場所
さようなら 書き残し 消えたかった
足が折れ 潰されて 屑になっても
まだ息は止まらない儘
生きるなら 目指すだけ
死に果てる山




渇いてく口が言う 苦しいのはもう嫌だ
何故殺してくれない 僕はもう充分なのに
何故登らせるのだろう 死に至る針山
手を伸ばしても掴めない 頂はどこまでも


死のうとした 今日は何度目か
許されない 登るまで


苦しくて喘いでも 日は照ったまま
無慈悲にも笑顔向け 僕を嘲笑う
十度目の手紙焼き また背中を押す
どうせ生きるしかないのなら
朽ち果てて 無様に行け
死に果てる山



登れ

昇れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

死に果てる山

ボカロ曲でも密室系(鬱系)の曲あってもいいんじゃないかと思って書きました。

誰かメロディー付けてくれないかな?

閲覧数:87

投稿日:2011/05/23 13:07:38

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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