【Aメロ】
雨降る街
水跳ねる地面に
浮かぶふたつの影
離れては近づきゆらゆら
　
点滅する
消し忘れたネオン
無邪気に触れる君
びしょ濡れの笑顔がきらきら

【Bメロ】
かくれんぼ
誘うように
降りてきた
雲に包まれ
　
飛び回る
君の姿
遠のいて
「羨ましいな」

【サビ】
つい口にした言葉
気泡に変わり消えた
意味の無い
ひとりごと
　
ふとこちら振り向いた
君のほう手伸ばした
届かずに
空を切る手
　
希望与えるような
君を照らす光が
眩しくて
目を細め
　
可能性に怯んだ
僕を待たずに君は
雲の中
溶けていくだけ

【2番Aメロ】
雲突き抜け
広がる冷えた青
太陽背景に
踊るよう漂いふわふわ

【2番Bメロ】
楽園を
壊すように
吹いてきた
風に攫われ
　
流される
君の姿
遠のいて
「届かないかな」

【2番サビ】
つい口にした言葉
気泡に変わり消えた
意味の無い
ひとりごと
　
ふとこちら振り向いた
君のほう手伸ばした
届かずに
空を切る手
　
希望与えるような
君を照らす光が
眩しくて
目を細め
　
可能性に怯んだ
僕を待てない君は
雲の中
溶けていくだけ

【大サビ】
透明な足枷が
僕の動きを止めた
緩やかに
沈む今
　
雲が剥がれた隙間
その姿見えたから
無意識に
枷壊せば
　
君のそばまで飛んだ
視線交わした僕ら
手を繋ぎ
舞い上がり
　
透き通る水玉が
きらめいた雲の中
君と僕
溶けていくだけ

【後奏】
溶けていくだけ