ささやかな愛の暮らし
ゆびの隙間するり
あなたより夢えらんだ
わたし許されるはずもなく

埃まみれのステージ
いつものようにひらり
涙が落ちないように
上向きかげんでターンする

あした街を出るわたしの
ラストステージに
興味もないあのひとだと
知っていたはずなのに

寂れたこの街に吹く
砂混じりの熱い風
今夜でお別れなのね忘れない

もう誰もいない広場
気ままに踏んだステップ
月灯りのなか 
ひとりで踊る

強がってはいたけれど
目からしずくぽろり
ともだち多くないけれど
ほんとはこの街出たくない


ひどく揺れるバスのなかで
思い出す日々も
ぜんぶひとまとめにくくり
送り返してしまおう

離れた故郷にさえも
名前が届くときまで
うしろを振り返らずに生きてこう

あの愛もどらないけど
あのひと許してくれる
そんな日もやがて来るかしら

新しい街つつんだ
おだやかな光のなか
わたしを待ってる
輝く未来
信じて生きる

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【初音ミクNT】この街に吹く風【オリジナル】

踊り子ミクさんが夢をかなえるために住み慣れた街に別れを告げる歌です。
よろしくお願いします。

閲覧数:139

投稿日:2021/01/01 17:21:36

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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