喧噪が蔓延(ハビコ)る街
僕は息をしている
誰にも気づかれない塩梅で淡々と笑っている
一体犯人は誰なんだって問い詰めても知るもんか
その手に握ってる明日に解答(コタエ)があるんじゃない?
モノクローグもドラマツルギーも
全部 全部 堕ちて 堕ちて
過去に裏切られたと叫喚する神父は箱庭の鳥ー

羽があって 飛べたとして
銃を向けられEND(オワリ)だろ
僕らは所詮その程度の存在
ヒーローなんて唾を吐け
小窓の先の電柱に停まる夕日が嘆く正義も
誰の心も動かせない 滑稽だー

雑音が蠢(ウゴメ)く街
僕は足音を鳴らす
誰も知らないような劇場で淡々と科白(セリフ)吐く
大体犯人探しなんて手を挙げなきゃ見つからない
その手に握るナイフ『みーつけたっ!』でバイバイさ
パラノイアもジャンキーも
自業自得 末路は飾って
世界が終わると警告する預言者は逮捕虚偽罪ー

翼なんて僕はいらない
折れてしまえばENDだろ
僕らは所詮指さされて嘲笑
弔鐘なんて遮断して
鉄窓の奥の電線に停まる鳥が疎む愛さえ
僕らはとうに知らなかったー

音を立て崩れた未来を
これ以上どう見続けたらいい?
こんな汚い世界なら誰も未練などない
そうだろ?

羽があって自由だとして
銃を向けられENDだろ
例外なんてない僕らの人生
奈落に堕ちていけ
僕が持った小銃は今誰かの羽を撃ち落としたー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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堕天使

天使なんて虚偽__

閲覧数:84

投稿日:2020/04/14 18:56:21

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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