いつの日からだっただろうか
ふと世界が嘘だらけに見えて
いつも通りの日常に
未視感を覚えたのは
誰かを褒めるあの言葉も
愛を囁くあの言葉も 
鋭利な刃物のように
心を抉ってくるんだ

言葉の波にのみこまれ
足が竦んで動けないよ
こないでもう傷つけないで
痛いよ辛いよ苦しいよ

何もかも信じれぬなら 
いっそ全部捨ててしまえばいい 
敵はもういないよ
誰も僕を責めはしない


いつの日からだっただろうか
ふと世界に取り残されたまま
いつも通りに日常が
流れるような気がしたんだ
置いてかれるのが怖くて
何かをつかもうとしたけれど
確かなものは何にもなく
つかめたのは空気だけだ

空虚の渦が押し寄せて
僕の身体をさらっていくんだ
もはや抗う術もなく
静かに目を閉じるんだ

何もかも信じれぬから
そっと全部捨ててしまおうか
敵はもういないよ
誰も僕を攻めはしない


救いの海は穏やかに
真っ黒な僕を見捨てていくんだ
2度と藍は微笑まない
汚れた心は戻らない

何もかも信じれぬから
そっと全部捨てた
敵はもういないよ

「何もかも信じれたなら」
そんな後悔は必要ないんだ
僕はもういないよ
ただ1人で果てさせてよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

インビジブルエネミー

インビジブルエネミーの歌詞です

閲覧数:123

投稿日:2019/09/29 21:23:46

文字数:508文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました